の歴史、言い換えれば建設業の歴史をひもといてみると、その起源は旧石器時代にさかのぼります。古墳や城、町づくり、開田、街道の造成など、建設業は人類の進歩と文化の発展と共に栄えてきました。しかし、長い歴史を持つ建設業も近代産業として確立されたのはつい最近のことです。先人たちは道路をつくり災害と闘い、建造物を、ダムをつくって、日本の産業の礎石を築いてきました。
建設業界全体の向上を図ろうと、明治18年3月に前橋土木組合が発足しその後明治42年1月、県内請負業者67名によって初の全県的な業界結合である土木建築請負同業組合が誕生しました。大正6年には同業組合を 請負業組合と改め、さらに同8年、群馬県土木建設業請負業組合と称し、全国組織である日本土木建築請負業組合連合会に加盟し、新たに群馬県支部を設置する運びとなりました。
が建設業全体を襲います。 昭和15年、日中事変の長期化に伴い工業組合法が制定され群馬県土木建設業請負業組合は群馬県土木建築工業組合に改組されます。 大東亜戦争の勃発、戦局の斜陽化、企業整備令… 昭和19年には県内14社が日本土木建築統制組合の傘下に入りました。翌年には戦時建設団、終戦直後は法令の改廃の従って建設工業統制組合、建設工業会へと改組が繰り返されました。
戦後の混沌とした日常が収まった頃のことです。東京建設業協会から全国組織の新団体設立と加盟の呼びかけが寄せられました。県内でも有志が、発起人となって県下に呼びかけた結果
、昭和23年4月14日、前橋商工会議所に建設のつちおとを愛する約100名が集結し、群馬建設業協会を創立する運びとなりました。その後昭和56年4月1日には社団法人群馬県建設業協会に改組し、更に、平成25年4月1日に「一般社団法人群馬県建設業協会」として登記・設立いたしました。
平成31年3月28日には、群馬県建設業協会創立70周年・新群馬建設会館落成記念式典が行われました。
年 | 月 | 日 | ||
明治 | 18 | 3 | 22 | 前橋土木組合設立 |
42 | 1 | 16 | 土木建築請負同業組合創立、組合員67名 | |
大正 | 6 | 9 | 土木建築請負業組合に名称変更 | |
8 | 1 | 群馬県土木建築請負業組合に名称変更 | ||
8 | 11 | 14 | 日本土木建築請負業組合連合会発足、群馬県支部設置 | |
昭和 | 4 | 1 | 群馬県土木建築請負業組合創立満二十周年 | |
14 | 1 | 群馬県土木建築業組合に名称変更 | ||
15 | 11 | 18 | 群馬県土木建築業組合創立総会、県下の業者211社が加盟 | |
16 | 11 | 11 | 土木建築請負同業組合三十三年史刊行 | |
19 | 3 | 30 | 群馬県土木建築業工業組合、工業組合法による改組の必要迫られて解散し、企業整備令により群馬県土建統制共同組合設立、県内各地域別に統合会社9社、単独加入5社、計14に整理統合された。日本土木建築統制粗合の傘下に入る。 | |
20 | 8 | 1 | 工業粗合記念誌刊行 | |
22 | 7 | 17 | 群馬県土建工業協同組合設立(25.2.28同組合解散) | |
23 | 1 | 28 | 群馬県災害復旧協カ会設立(25.2.23同会解散) | |
23 | 3 | 16 | 全国建設業協会発足 | |
23 | 4 | 14 | 群馬建設業協会創立総会 | |
23 | 12 | 17 | 財団法人群馬建設会館 前橋市本町39に会館新築(31.5第1次改築 41.5第2次改築) | |
47 | 3 | 15 | 株式会社群馬建設会館設立、資本金二億円 | |
48 | 1 | 11 | 群馬県建設事業協同組合創立 | |
48 | 2 | 3 | 建設会館落成記念式典 | |
50 | 4 | 全国建設事業協同組合連合会設立 | ||
52 | 5 | 3 | 全建プラザ竣工 | |
56 | 4 | 1 | 社団法人群馬県建設業協会に改組 | |
57 | 2 | 16 | 社団化、建設会館増改築落成 | |
61 | 12 | 1 | 群馬県建設業関連団体暴力追放推進協議会設立 | |
63 | 4 | 1 | 群馬県厚生年金基金創設、加入率全国一位 全国に先駆けて時短(隔週休二日制)実施 |
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63 | 5 | 30 | 第1回道路クリーン作戦実施 | |
平成 | 元 | 3 | 31 | 協会創立40周年記念史「群馬の建設業史」発刊 |
元 | 8 | 1 | 群馬県若年建設従事者入職促進協議会設立 | |
2 | 6 | 8 | 第1回各支部対抗親睦チャリティーゴルフ大会開催 | |
2 | 10 | 1 | (社)群馬県建設業協会シンポルマーク制定 | |
3 | 12 | 11 | 群馬県建設業青年経営者部会設立 | |
4 | 3 | 17 | 群馬県建設副産物対策協議会設立 | |
4 | 5 | 25 | 群馬県魅力ある建設事業推進協議会(ぐんまCCI) 群馬県から群馬県建設産業団体連合会へ移管 |
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4 | 12 | 1 | 第1回(社)群馬県建設業協会オリジナルカレンダー作製 | |
5 | 1 | 22 | 群馬県土木施工管理技士会設立 | |
5 | 3 | 17 | やすらぎ河川を創る研究会発足 | |
6 | 4 | 1 | 通信衛星を活用した1・2建設業経理事務士テレビ講座開始 | |
6 | 4 | 14 | 「建設企業行動規範」制定 | |
6 | 9 | 21 | 県下20交通安全協会に広報車贈呈 | |
7 | 7 | 1 | 機関誌「つちおと」第100号記念誌発行 | |
7 | 8 | 24 | 第1回群馬県幼稚園・保育園スポーツフェスティバル(チビッコスポレク)開催 | |
9 | 3 | 18 | 群馬県と災害応急対策業務に関する協定を締結 | |
10 | 5 | 9 | 天皇・皇后両陛下を迎えての全国植樹祭 | |
11 | 3 | 31 | 協会創立50周年記念史「群馬の建設業史Ⅱ」発刊 | |
15 | 4 | 1 | 国土交通省高崎河川国道事務所と災害応急対策業務に関する協定を締結 | |
15 | 5 | 26 | (社)群馬県建設業協会全会員間の情報共有システム(グループウェア)の構築 | |
17 | 4 | 1 | (社)群馬県建設業協会無料職業紹介所開所(厚生労働大臣許可) | |
19 | 3 | 28 | 国土交通省利根川水系砂防事務所と災害応急対策業務に関する協定を締結 | |
20 | 10 | 1 | GPS携帯による災害情報共有システム構築 | |
21 | 3 | 6 | 災害時における関東地方整備局管内の災害応急対策業務に関する協定を締結 | |
21 | 11 | 16 | 第1回「施工技術発表会」開催 | |
23 | 3 | 11 | 東日本大震災発生 協定に基づき災害応急対策資材等を被災地に搬送 | |
23 | 9 | 2 | 災害応急対策資材の流通在庫備蓄に関する協定締結 | |
24 | 3 | 9 | 提言冊子「東日本大震災から一年~災害応急対策力の強化のために~」作成 | |
25 | 4 | 1 | 一般社団法人群馬県建設業協会 登記・設立 | |
31 | 3 | 28 | 群馬県建設業協会創立70周年・新群馬建設会館落成記念式典 |