グレス工程支援システム
グレス工程支援システムサービス終了のお知らせ (令和2年12月)
受発注者間で工程の進捗状況を共有する「グレス工程支援システム」について、この度、システムを稼働させるために使用しているアドビ社のフラッシュプレーヤーの公式サポートが令和2年12月末をもって終了することから、システムの維持に関して関係機関と検討を行いましたが、改修は困難となり、主に群馬県の週休2日モデル工事等での新規運用を行わず、サービスを終了することになりました。
アドビ社のサポート終了後は、予期せぬ不具合等が発生する可能性もありますが、現在の契約社の工事データについては今後1年間保持されます。詳しくは以下のファイルをご参照ください。
グレス工程支援システムの運用停止及びサービスの終了等について(ご案内)
これまでグレス工程支援システムをご愛顧いただきありがとうございました。
グレス工程とは
「グレス工程」とは、受発注者で工事の現場状況を的確に把握、共有し、連携、協力による適正な工程管理、工程進捗によって工事を完成させること、工事の適切な執行により、事業効果の早期発現、技術力の向上、利益の確保を行うこと、公共事業に携わる受注者、発注者の連携・協力により、共通の顧客である地域住民、利用者のために、良いものを作り後生に残すこと、これらの3つの目的を達成するための、群馬県独自の先進的な取り組みのことです。
平成19年度より開始した「ぐんまワンデーレスポンスプロジェクト」における試行工事の検証結果を受け、群馬県県土整備部、(社)群馬県建設業協会、(社)全国建設産業団体連合会の3者によって新たに設立された「地域人材を活用した生産性向上協議会」により、その良い点を引継ぎ、改良すべき点は変えることによって、平成22年度から名称を「グレス工程」へと変更し、本格的にその普及に向けての活動を開始しています。
システムの概要
「グレス工程支援システム」は、クラウドコンピューティングを利用した、「工程作成」「進捗管理」「段取り替え・シミュレーション」「工程の共有」「技術力の向上」「技術力継承」「ワンデーレスポンス」「人事異動対応」「工期判断基準」「優良公共物の提供」「建設業維持・発展」「事業効果の早期発現・工事実日数の短縮」などの実現を図るための行動を支援するためのサービス(システム)です。
従って、本システムを使用すれば直ちに上記が実現するということではなく、あくまでも道具として、それぞれの技術者やそれをバックアップする工事に関わる人々が、受発注者を問わず連携・協力することによって工期の短縮や利益率の向上等の成果が得られます。